切削加工講習会(9月28日) 終了


兵庫県機械技術研究会から切削加工についての下記の講習会を開催します。

切削加工講習会

■日 時: 平成30年9月28日(金) 13:30~17:00 (休憩含む)

■題 目: 「ちょっと変わった難削材切削加工技術の話」
■講 師: 東京電機大学特別専任教授 東京大学 名誉教授  帯川 利之 氏
■内 容:  難削材はゆっくりと削るもの? 実は、工具や工作機械ならびに関連の要素技術の進歩により、難削材の切削においても高速化や高能率化が当たり前になってきた。不必要に切削速度や送り速度を落としていないだろうか。検証する必要がある。本講演では切削理論や数値解析を基に、難削材の切削加工技術や高圧クーラントの効果について分かりやすく説明する。また航空機産業の動向について解説する。

■題 目: 被削材の性質を理解した切削加工
■講 師: 日産自動車OB 改善エキスパート(徳永塾KAIZEN) 徳永 秀夫 氏
■内 容:  切削加工における改善は、工具メーカから勧められた工具に変更することかもしれません。工具を変更する場合は、価格が安い方が良いのですが、価格の違いは加工技術力の違いと考え、その能力を発揮できるよう、切削環境(加工条件)を変更することで違いを発見できます。生産性を向上させることが、企業が生き残る道の1つです。常識の外にこそ、加工技術力が存在します。誰もやらないからこそ、儲かるはずです。まずやってみるという行動が、良い職場づくりにつながると信じています。

■題 目: 最新のHPB超高圧クーラントで切削加工の生産性改革
■講 師: 株式会社トクピ製作所 代表取締役社長 森合 主税 氏
■内 容:  超高圧クーラントによる切りくず処理HPB(ハイプレッシャーブレーカー)は、圧力7~30Mpaの切削剤を刃先へピンポイントに噴射させることで、効率的な切りくずの破断・仕上げ面の高品位化など様々な効果を生み出す。これにより、現場のコスト削減・生産性向上が期待される。さらには、刃先の冷却効果により、インコネル・チタン合金等の難削材の加工や、自動車部品のハードターニング加工、ハイテン、鍛造、SPH材などの加工が可能となると考えられ、従来の切削加工業界に変革をもたらすであろう。

■会 場: 兵庫県立工業技術センター 研究本館 2階セミナー室
神戸市須磨区行平町3丁目1−12
■定 員: 30名(申込先着)
■参加費: 会員:無料  非会員:5,000円
■申込方法:申込書をダウンロードしていただき、E-mailにてご提出願います。

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申込書送信先 E-mailアドレス: hyogokikaiapp@gmail.com
件名(タイトル):切削加工講習
9月21日までにお申し込みください。

■お問い合せ先:
兵庫県機械技術研究会事務局
TEL 078-731-4033  FAX 078-735-7845

【2018/08/22】