切削加工講習会(3月8日) 終了


兵庫県機械技術研究会から切削加工についての下記の講習会を開催します。

■日 時: 平成31年3月8日(金) 13:30~17:00 (休憩含む)

■題 目: 工具-被削材界面の現象から考える難削材の切削加工 13:30~14:30
■講 師: 大阪大学大学院工学研究科機械工学専攻講師  杉原 達哉 氏
■内 容: 近年、難削材の高精度・高能率加工を実現するための様々な加工技術が提案されていますが、工具-切りくず界面における現象を理解することによって、それらの効果を最大限に引き出すことが可能となります。そこで、最新の加工技術や研究事例を紹介しつつ、それらの加工界面への作用メカニズム、実際に得られる効果などについて、わかりやすく解説します。

■題 目: バリレスに対応する切削加工技術の最新動向 14:40~15:40
■講 師: 関西大学 名誉教授(バリ取り大学 学長) 北嶋 弘一 氏
■内 容: 設計図面上バリなきことの指示であっても、機械加工では必ずバリを生成します。後工程のバリ取り・エッジ仕上げを容易にし、設計図面に基づくエッジ品質を確保するためにはバリの生成を極力抑制しておく必要があります。バリ生成メカニズムから考えた抑制技術および現在開発されているバリレス切削工具についての動向を紹介します。

■題 目: 最新のHPB超高圧クーラントで切削加工の生産性改革 15:50~16:50
■講 師: 株式会社トクピ製作所 生産技術部 係長 森合 勇介 氏
■内 容:  超高圧クーラントによる切りくず処理HPB(ハイプレッシャーブレーカー)は、圧力7~30Mpaの切削剤を刃先へピンポイントに噴射させることで、効率的な切りくずの破断・仕上げ面の高品位化など様々な効果を生み出す。これにより、現場のコスト削減・生産性向上が期待される。さらには、刃先の冷却効果により、インコネル・チタン合金等の難削材の加工や、自動車部品のハードターニング加工、ハイテン、鍛造、SPH材などの加工が可能となると考えられ、従来の切削加工業界に変革をもたらすであろう。

■会 場: 兵庫県立工業技術センター 技術交流館 2階セミナー室
神戸市須磨区行平町3丁目1−12

■参加費: 無料
■申込方法: 申込書をダウンロードしていただき、必要事項をご記入の上、下記の送信先にE-mailにてご提出願います。

申込書送信先 E-mailアドレス: hyogokikaiapp@gmail。com
件名(タイトル):切削加工講習
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■お問い合せ先:兵庫県機械技術研究会事務局 TEL 078-731-4033

【2019/02/08】