切削加工講習会(12月13日) (終了)


兵庫県機械技術研究会から切削加工についての下記の講習会を開催します。

■日 時: 令和元年12月13日(金) 13:30~17:00 (休憩含む)

■題 目: バリレスに対応する切削加工技術の最新動向 13:30~14:30
■講 師: 関西大学 名誉教授(バリ取り大学 学長) 北嶋 弘一 氏
■内 容: 設計図面上バリなきことの指示であっても、機械加工では必ずバリを生成します。後工程のバリ取り・エッジ仕上げを容易にし、設計図面に基づくエッジ品質を確保するためにはバリの生成を極力抑制しておく必要があります。バリ生成メカニズムから考えた抑制技術および現在開発されているバリレス切削工具についての動向を紹介します。

■題 目: 最新のHPB超高圧クーラントで切削加工の生産性改革 14:40~15:40
■講 師: 株式会社トクピ製作所 代表取締役社長 森合 主税 氏
■内 容:  超高圧クーラントによる切り屑処理HPB(ハイプレッシャーブレーカー)は圧力7~30Mpaの切削剤を刃先へピンポイントに噴射させることで、効率的な切り屑の破断と仕上げ面の高品位化などの様々な効果を生み出します。これにより、現場のコスト削減、生産性向上が期待されます。さらに、刃先の冷却効果によりインコネルやチタン合金などの難削材の加工や、自動車部品のハードターニング加工、ハイテン鋼、鍛造、SPH材などの加工が可能となり、従来の切削加工に変革をもたらすと考えられます。

■題 目: 生産性の鍵は、加工点一つひとつの見直しから 15:50~16:50
■講 師: 日産自動車OB 改善エキスパート(徳永塾KAIZEN) 徳永 秀夫 氏
■内 容:  切削加工に携わるためには加工点となる切削工具の知識が重要です。被削材にはそれぞれの個性があり、それを正しく理解した上で適切に切削工具を使用しなければ刃先の磨耗などのトラブルを引き起こします。この問題の重要性に気付き、日産自動車にて改善を実施してきた経験から切削工具の正しい使い方と、それを通した現場の生産性向上について解説します。

■会 場: 兵庫県立工業技術センター 研究本館 2階セミナー室
神戸市須磨区行平町3丁目1−12

■定 員: 30名(申込先着)

■参加費: 無料

■申込方法: 申込書をダウンロードしていただき、必要事項をご記入の上、下記の送信先にE-mailにてご提出願います。

申込書送信先 E-mailアドレス: hyogokikaiapp@gmail.com
件名(タイトル):切削加工講習
12月6日までにお申し込みください。

申込書Download file

■お問い合せ先:兵庫県機械技術研究会事務局 TEL 078-731-4033

【2019/11/15】